岩瀬、守護神健在示す決意 350Sまであと4 

練習を公開し、キャッチボールする中日の岩瀬=鳥取市

 中日の岩瀬仁紀投手が14日、鳥取市内のトレーニング研究施設、ワールドウイングで練習を公開した。独特の機器を使ったトレーニングのほかダッシュ、キャッチボールなど約6時間、体を動かした38歳の左腕は「トレーニングは普通にできている。ここではきちんとした基礎をつくるのが大前提」と話した。

 昨季は33セーブを挙げて5度目の最多セーブに輝いた。しかし左肘の痛みもあって抑えに失敗する場面が見られ、8月には再調整のため2軍落ちを経験した。「(試合の)最後に(マウンドに)いれないことがきつい。内容より結果を求めていく」と通算350セーブの節目まであと4に迫る守護神として健在ぶりを示す決意だ。


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