宮本、“コーチ”でも熱血指導 19年目へ調整着実 

自主トレーニングで若手を指導するヤクルトの宮本=松山市

 昨季通算2千安打を達成したヤクルトの宮本慎也内野手が10日、松山市でプロ19年目に向けた練習を公開した。

 11月に43歳となる今季はコーチ兼任としてプレーする。下半身の強化メニューなどで汗を流しながら、川端、山田ら若手を厳しく指導。「優勝したいという気持ちしかない。そのためにはみんながレベルアップするしかない」と決意を語った。

 自身についてはマイペース調整を強調する。それでも既に打撃練習を開始するなどキャンプへ着実に動きだしている。「またしんどい一年が始まるので、しっかり準備しないと。勝負の世界なので(定位置を)譲ることはない」と選手としても強い自負を示した。


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