大阪府議会、法定協設置案を可決 「大阪都」で 

 大阪府議会は27日の本会議で、「大阪都」構想の制度設計を担う法定協議会の設置議案と規約案を賛成多数で可決した。橋下徹大阪市長も来年1月、市議会に同様の議案を提出する意向で、足並みをそろえ、市の区割り案や財政調整の仕方など本格議論に着手する。

 8月に国会で成立した都構想法に沿った手続き。協議会は松井一郎大阪府知事と橋下氏、両議会議員各9人の計20人で構成する。住民の意見も参考に区割りの成案を得て、住民投票で賛否を問い、2015年度の大阪都移行を目指す。


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