杉田副長官が倒れる 安倍首相の会見中 

 安倍新内閣の杉田和博官房副長官(事務担当)が26日夜、安倍晋三首相の記者会見中に倒れ、官邸スタッフにより会見場から運び出された。その後、水を飲むなどして回復した。約2時間後、官邸で記者団に「飲まず食わずで、ずっと立っていたので倒れてしまった。もう大丈夫だ」と述べた。

 杉田氏は、ほかの副長官らと並んで立っていた際、突然あおむけに倒れた。官邸は「低血圧か低血糖が原因とみられる」としている。首相は異変に気付いて数秒間発言を止めた後、会見を続行した。

 杉田氏は71歳。警察庁警備局長、内閣危機管理監などを歴任した。


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