女子ボクシングで小関が防衛 9度目、単独最多 

2回、花形冴美(左)を攻める小関桃=後楽園ホール

 世界ボクシング評議会(WBC)女子アトム級タイトルマッチ10回戦が17日、東京・後楽園ホールで行われ、チャンピオンの小関桃(青木)が、同級9位の花形冴美(花形)を3―0の判定で下し、日本女子単独最多となる9度目の防衛に成功した。日本のジムに所属する女子世界王者は5人で変わらない。

 小関はダウンこそ奪えなかったが、終始スピードで圧倒した。戦績は12戦11勝(3KO)1分け。世界初挑戦の花形は11戦7勝(3KO)3敗1分けとなった。6月に8度目の防衛を果たした小関は、世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級王者の多田悦子と防衛回数で並んでいた。


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