「下町ボブスレー」が実戦へ 23日の全日本選手権 

13日、長野市スパイラルでテスト走行を行った「下町ボブスレー」

 東京都大田区の町工場が中心になって作った「下町ボブスレー」が、23日の全日本選手権(長野市スパイラル)で実戦デビューすることが17日、分かった。12、13日のテスト走行で試乗した女子2人乗りの吉村美鈴(北海道・浜頓別小教)浅津このみ(中大職)組が使用する。

 初の国産ボブスレーは町工場復権の願いも込めて開発された。プロジェクトを主導する大田区産業振興協会の小杉聡史さんは「こんなに早く実戦に出せるとは思っていなかった。可能性を秘めた機体なので、楽しみにしている」と話した。

 吉村、浅津組は全日本選手権で3連覇が懸かる。


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