2012年12月17日 00:27 | 無料公開
民主党の菅直人前首相は東京18区で自民党元職の土屋正忠氏に接戦の末、敗れた。比例代表では復活し、辛くも11度目の当選を果たした。 菅氏は応援遊説で全国を回っていた過去の選挙戦を一変させ、今回は公示前から地元に密着。首相時代の実績や「原発ゼロ」を訴えて票の掘り起こしに努めたが、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の対応をめぐって逆風にさらされ、及ばなかった。土屋氏は地元をくまなく回って民主党政権を繰り返し批判。菅氏との戦いを3度目にして初めて制した。