2012年12月16日 20:57 | 無料公開
社民党国対委員長で前職の照屋寛徳氏は沖縄2区で勝利し、4度目の当選を確実にした。 極東最大の米軍嘉手納基地や普天間飛行場など基地が集まる選挙区。米兵による犯罪や騒音など有権者の不満も多い。 選挙戦で、照屋氏は「沖縄のわじわじ(腹が立つこと)を時の政権にぶつけていく」と強調。憲法改正に反対し、日米地位協定を見直すよう訴えた。 重野安正幹事長の出馬断念で、小選挙区選出の社民前職で今回の衆院選に臨んだのは照屋氏だけ。共産党も全国の小選挙区で唯一、候補擁立を見送り、照屋氏を側面から支援した。