IAEAと福島県が除染など合意 原子力安全閣僚会議 

 東京電力福島第1原発事故の教訓を国際社会で共有するため福島県郡山市で開かれている「原子力安全に関する福島閣僚会議」に関連し、国際原子力機関(IAEA)と福島県は15日、除染や住民の健康分野などで協力することで合意した。閣僚会議は同日、原発を導入する新興国への安全支援を強化するなどの合意文書をまとめ、共同議長声明として発表した。

 IAEAの天野事務局長と福島県の佐藤知事が、協力プロジェクトを進める覚書に署名した。今後、IAEAが専門家を派遣し、除染のほか放射性廃棄物の保管や処理を支援する。


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