広島の食中毒、発症千人に 10人から新たにノロ検出 

 ダイヤス食品(山口県宇部市)の広島支社で製造された配達用弁当が原因となった集団食中毒で、広島市保健所は14日、患者が1052人に拡大したと発表した。同社の従業員1人を含む計10人からノロウイルスが新たに検出された。

 保健所によると、配達先は企業や行政機関など計285カ所と判明。重症者はいないが、1人は入院している。

 弁当は広島県内で1日あたり約4800食が提供されており、発症がさらに増える可能性もある。


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