原発「広域協議会」開催へ 福井周辺の自治体も参加 

 福井県に立地する原発をめぐり原子力規制庁が、福井県のほか岐阜県、滋賀県、京都府などの周辺自治体も参加する「広域協議会」を25日に都内で開くことが分かった。嘉田由紀子滋賀県知事が14日、明らかにした。

 滋賀県によると、原発に関して、広域の府県が加わった協議会の開催は全国初。福井の原発から30キロ圏内の各府県のほか、関西広域連合が参加する。

 原子力防災について意見交換するのが狙いで、4府県が策定する地域防災計画の内容に矛盾が生じないようにしたい考え。また、福井県の原発で再稼働などが検討された際の調整の場とする。


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