原子力規制委、25道府県に謝罪 原発事故時の拡散予測訂正で 

 原子力規制委員会(田中俊一委員長)は14日、原子力施設に関係する25道府県の防災担当者らを集めた会議を開き、原発事故時の放射性物質の拡散予測で訂正が相次いだ経緯を説明、謝罪した。

 会議では自治体の担当者ら約50人を前に、原子力規制庁の黒木慶英原子力地域安全総括官が「大変ご迷惑をお掛けし、あらためておわび申し上げる」と頭を下げた。

 出席者からは、拡散予測の訂正内容について詳細な説明を求める声が相次いだ。

 拡散予測をめぐっては、10月の公表後に訂正が相次ぎ、規制庁が総点検を実施。全国の17商業原発の拡散予測すべてで間違いがあったとして13日に訂正した。


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