2012年12月14日 19:03 | 無料公開
企業や大学、公的機関が2011年度に支出した科学技術研究費の総額は前年度比1・6%増の17兆3791億円で、4年ぶりに増加したことが14日、総務省のまとめで分かった。国内総生産(GDP)に対する比率も0・11ポイント上昇して3・67%となった。 総務省によると、大企業を中心に研究施設や装置などへの投資が増えたことが、全体の費用を押し上げた。 企業の研究費は12兆2718億円。産業別では、自動車など「輸送用機械器具製造業」が18・2%と最も多く、次いでテレビやパソコンなど「情報通信機械器具製造業」が14・2%、「医薬品製造業」の10・0%が続いた。