新種ウイルス、長期化も コウモリやブタにも感染 

 【ワシントン共同】中東を中心に感染者が出ている新種のコロナウイルスは、新型肺炎(SARS)の流行よりも長い期間にわたって人への感染を引き起こす可能性があるとする研究結果を、ドイツなどの研究チームが11日、米微生物学会のオンライン専門誌に発表した。

 新種ウイルスはSARSと異なり、人に感染した後もコウモリやブタなどに感染する能力を備えていることが新たに分かった。チームはこうした動物が宿主となって自然界にウイルスが残り、人との接触を通じてたびたび感染者が出る恐れがあるとみている。


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