2012年12月8日 21:44 | 無料公開
COP18の会場で決議案の配布に殺到する交渉関係者ら=8日、ドーハ(共同)
【ドーハ共同】カタール・ドーハの気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)の参加国は8日午後(日本時間9日未明)、京都議定書を2020年まで8年間継続する改正決議を採択した。
決議は欧州連合(EU)で1990年比20%減など一部先進国の削減目標を盛り込んだが、日本は参加しない。ほかの焦点だった20年から始まる新枠組みの作業計画や、途上国への資金支援に関する決議も採択し、今後の地球温暖化防止への包括的な合意をした。
議定書改正は先進国に温室効果ガス削減を義務付けた08年からの第1約束期間が今年末で終わるのに応じた措置。