NASA、20年に新火星探査車 有人飛行に向け 

母船につり下げられたキュリオシティーの着陸時の想像図(NASA提供、共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は4日、火星で活動中の「キュリオシティー」に続く新たな無人探査車を、2020年に打ち上げると発表した。欧州宇宙機関(ESA)などが進める複数の探査計画と併せ、30年代の実現を目指す火星への有人飛行につなげる構想だ。

 探査車の具体的な設計はこれからだが、8月の着陸成功に続いて順調に探査を続けているキュリオシティーをベースに開発される見通し。母船がジェット噴射で降下しながら、ワイヤでつり下げた探査車をゆっくり降ろす着陸手法も引き続き採用されそうだ。


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