カタールでCOP18開幕 新枠組み議論も本格化  

26日、ドーハで開幕したCOP18(共同)

 【ドーハ共同】地球温暖化を防止するための温室効果ガスの排出削減策を話し合う気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が26日、カタール・ドーハで開幕した。先進国に排出削減を義務付けた京都議定書は2008年からの第1約束期間が今年で終わるため、来年以降も第2約束期間として続けるために改正することが課題だ。

 また、米国や中国、発展途上国などすべての国が参加する20年以降の新たな枠組みづくりの議論が、今年新設された作業部会で本格化する。新枠組みを交渉期限である15年までに策定するための作業計画をまとめ、交渉の流れをつくれるか、注目される。


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