2012年11月26日 18:27 | 無料公開
試運転を始めた、東京電力福島第1原発事故による汚染廃棄物の容量を減らす施設=26日午後、福島県楢葉町
東京電力福島第1原発事故による汚染廃棄物の容量を減らす施設が26日、福島県楢葉町で試運転を始めた。
環境省福島環境再生事務所によると、施設は仮置き場の一角にあり、固定式の大型圧縮梱包機を備えている。
除染で出た枝や草など約1万8千立方メートルを搬入。枝はチップ状にして4分の1ほどに、草は半分程度に圧縮し、仮置き場に置く。本年度、楢葉町内でほかに5カ所の施設をつくる予定。
環境省は「容量を減らすことで多くの廃棄物を処理でき、除染が進む」と説明している。