秋田新幹線の新型車両を公開 「スーパーこまち」 

新幹線総合車両センターで公開された「スーパーこまち」の新型車両「E6系」=22日午前、宮城県利府町

 JR東日本は22日、来年3月から「スーパーこまち」の列車名で秋田新幹線の営業運転に使う新型車両「E6系」を、宮城県利府町の新幹線総合車両センターで報道陣に公開した。

 E6系はロングノーズ形の先頭部分と、上半分をあかね色に塗った車両が特徴。車両のマークは平安時代の歌人、小野小町をイメージしている。

 現在のE3系「こまち」は最高時速275キロだが、E6系は営業運転開始時に同300キロで走行し、東京―秋田間の下り所要時間が最速で現行より5分短い3時間45分となる。2013年度末には同320キロでの運転を予定している。


  • LINEで送る