星出さん米でリハビリ生活へ 地球の重力に対応 

4カ月ぶりに地球に帰還し、ソユーズ宇宙船から出て防寒着に包まれる星出彰彦さん=19日午前8時17分、カザフスタンのアルカルイク近郊(共同)

 【アルカルイク(カザフスタン)共同】ロシアのソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーションから4カ月ぶりに帰還した星出彰彦さん(43)は19日午前(日本時間同日午後)、カザフスタンの着陸地を離れた。米航空宇宙局(NASA)のジェット機で本拠地のヒューストン(米テキサス州)に移動し、地球の重力に対応するため1カ月半のリハビリ生活に入る。

 宇宙航空研究開発機構によると、宇宙で長期間過ごした飛行士は無重力に体が慣れ、帰還後はバランスを崩して転んだり、体力が衰えていたりする。このため段階的に体力回復のリハビリが義務付けられている。


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