2012年11月16日 10:40 | 無料公開
沖縄県議会で、日米両政府に抗議する決議や意見書を読み上げる新垣清涼県議=16日午前
沖縄県議会は16日、臨時会を開き、米兵による事件が相次いでいるのを受け、日米両政府に抗議する決議や意見書を全会一致で可決した。県議会は10月、米兵の集団強姦致傷事件を受けて同様の決議をしたばかり。
県議会は「日米両政府はなぜ事件・事故が繰り返される現状を顧みず、抜本的な解決に取り組まないのか」と批判。
「米国政府は綱紀粛正の徹底をあらためて発表したが、一時的な規制は形式的。県民からは米軍基地の全面撤去を求める声も出ている」として、基地の整理・縮小や、日米地位協定の抜本改定を求めている。