原発周辺の放射線量、次第に減少 昨年4~6月、福島県発表 

 福島県は13日、東京電力福島第1原発事故発生後の昨年4~6月に、空間放射線量をモニタリングポストで観測した結果を発表した。福島県や東電が第1、第2原発敷地内や周辺に設置した計24地点の値は、いずれも日数の経過とともに減少していたことが分かった。

 県は「原発から放出後、地表に沈着した放射性物質の影響によるもので、4月以降は数値に変動を及ぼすような放出はなかったと考えられる」と説明している。

 3カ月間の最大値は、大熊町の第1原発敷地内で、4月4日午後8時に記録した毎時327マイクロシーベルト。


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