2012年11月13日 19:07 | 無料公開
福島県は13日、東京電力福島第1原発事故発生後の昨年4~6月に、空間放射線量をモニタリングポストで観測した結果を発表した。福島県や東電が第1、第2原発敷地内や周辺に設置した計24地点の値は、いずれも日数の経過とともに減少していたことが分かった。 県は「原発から放出後、地表に沈着した放射性物質の影響によるもので、4月以降は数値に変動を及ぼすような放出はなかったと考えられる」と説明している。 3カ月間の最大値は、大熊町の第1原発敷地内で、4月4日午後8時に記録した毎時327マイクロシーベルト。