多和田が無安打無得点試合 富士大、1年生右腕 

 明治神宮野球大会第2日は11日、神宮球場で準々決勝4試合を行い、大学の部で富士大(東北)の多和田真三郎が無安打無得点試合を達成した。1991年に慶大の若松幸司が記録して以来21年ぶり4人目。富士大は国際武道大(関東1)を3―0で下して準決勝に進んだ。

 1年生右腕の多和田は、打者27人から9奪三振。許した走者は2四死球のみで、切れのある直球を軸に低めを突く丁寧な投球で封じた。

 桐蔭横浜大(関東2)は大体大(関西1)に5―2で逆転勝ちし、ベスト4。

 高校の部では仙台育英(東北)が県岐阜商(東海)を下し、関西(中国)は安田学園(東京)に勝ち準決勝に進出した。


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