イスラム侮辱映像の制作者を収監 米連邦地裁が決定 

 【ロサンゼルス共同】米ロサンゼルスの連邦地裁は7日、イスラム諸国で激しい反米抗議デモを引き起こしたイスラム教預言者ムハンマドの侮辱映像の制作者に対し、保護観察の義務に違反したとして1年間再収監する決定を言い渡した。米メディアが伝えた。

 制作者はキリスト教の一派コプト教徒のマーク・バスリ・ユセフ氏。金融詐欺事件で有罪判決を受け昨年まで服役し、その後5年間の保護観察となっていたが、偽名で運転免許を取得するなどの違反をした。

 ユセフ氏はこのほか、偽名を使って問題の侮辱映像を動画投稿サイトに掲載したとみられている。


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