「大変申し訳ない」と社長 万里の長城遭難事故で 

北京市内の遺体安置所を出る、旅行会社アミューズトラベルの板井克己社長=7日(共同)

 【北京共同】中国河北省張家口市の万里の長城付近で日本人ツアー客が遭難、3人が死亡した事故で、ツアーを企画した旅行会社アミューズトラベル(東京)の板井克己社長は7日、北京市内で「皆様には大変申し訳ない。明日会見を開いて説明する」と報道陣に話した。

 死亡が確認された東京都の小川陽子さん(62)、埼玉県の渡辺邦子さん(68)、福岡県の柳井俊一郎さん(76)の3人の遺体は7日、北京市内の安置所に移され、日本から駆け付けた遺族と対面した。

 救助された富山県の渡辺美世施さん(59)も同日、張家口市懐来県の病院から北京市内のホテルに移動。8日に帰国する予定。


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