佐野氏、週刊朝日記事で近く見解 「連載打ち切りは残念」 

 日本維新の会代表の橋下徹大阪市長の出自に関する記事を「週刊朝日」で発表したノンフィクション作家の佐野真一氏は4日、朝日新聞の第三者機関による検証の結果とは別に、近く自らの考えをあらためて発表すると明らかにした。沖縄県宜野湾市での講演で語った。

 佐野氏は「僕自身がどうするかは、また自分で発表しなければならない」と述べた。考えを公表するのは同委員会の結論が出た後になるとした。

 連載打ち切りについて、佐野氏は「残念ながら、ああいう結果になった」と振り返った上で、「死んでしまえという電話もある半面、『がんばれ』と言う激励のほうが大きく聞こえた」とも語った。


  • LINEで送る