第三極結集へ協議継続、なお溝も 橋下、石原氏が会談 

日本維新の会の橋下徹代表らとの会談を終え、ホテルを出る石原前東京都知事=3日午後、京都市中京区

 日本維新の会の橋下徹代表と石原慎太郎前東京都知事、たちあがれ日本の平沼赳夫代表が3日、京都市内のホテルで約2時間にわたり会談し、次期衆院選での第三極勢力結集に向け、協議を続ける方針で一致した。ただ石原氏が結集を急ぐべきだと主張したのに対し、橋下氏は消費税や原発などの政策一致を重視する立場を崩さず、溝はなお埋まらなかった。

 石原氏は会談で「小異を捨てて大同に付くべきだ」と第三極結集の必要性を重ねて訴えた。橋下氏は日本維新が主張する消費税地方税化と地方交付税廃止、脱原発依存などをめぐり、たちあがれ日本の政策との違いを指摘。「小異ではない」との認識を示した。


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