2012年11月3日 08:47 | 無料公開
2日、米フロリダ州・ケネディ宇宙センターの組立棟(右上)から輸送されるスペースシャトル「アトランティス」(NASA提供・共同)
【ワシントン共同】昨年7月に米スペースシャトルとして最後の飛行を終えて退役した「アトランティス」の機体が2日、保管されていた米フロリダ州のケネディ宇宙センターの組立棟から、約16キロ離れた展示施設に陸上輸送された。
車輪76個を持つ輸送用台車に載せられたアトランティスは、同日早朝に組立棟を出発。歴代の米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士らの先導を受けながらゆっくりとした速度で進み、ついのすみかとなる展示施設に半日かけて到着。
アトランティスの展示は来年7月から始まる予定。実際に宇宙を飛行して現存する機体はほかに2機あり、首都ワシントンとカリフォルニア州で展示。