2012年11月3日 02:00 | 無料公開
太陽表面で起こる爆発現象「太陽フレア」は、黒点の磁場上に特殊な構造の別の小規模な磁場が存在したときに発生するとの研究結果を、名古屋大太陽地球環境研究所の草野完也教授(太陽地球環境物理学)らの研究チームが2日までにまとめた。米天文専門誌アストロフィジカルジャーナルの11月20日号に発表する。 草野教授は「精密な観測により、太陽フレアの事前予測が可能となり、社会生活に及ぶ影響に対応できるようになるだろう。数年以内の実用化を目指したい」としている。