札幌市、国に2億円過大請求 国保で算定ミス、返還へ 

 札幌市は1日、国民健康保険の国庫負担金と交付金を誤って請求し、昨年度までの5年間で約2億1200万円を国から過大に受け取っていたと発表した。今後返還し、加入者への影響はない。

 市によると、2007年度の国保制度改正の際、算定システムの改修に漏れがあり、高額医療費の国庫負担金を約1億2900万円多く請求した。そのほか、子どもや障害者への医療費助成に関する負担金を約4600万円多く計算するなどのミスがあった。

 5月に会計検査院の指摘を受け、調べていた。


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