バチカンの天井画を再現 徳島の大塚国際美術館で式典 

システィーナ礼拝堂の天井画が完成して500年になるのを受け、原寸大に再現した天井画が展示されている大塚国際美術館で行われた記念式典=27日午後、徳島県鳴門市

 ルネサンス時代の芸術家ミケランジェロがバチカンのシスティーナ礼拝堂に描いた天井画が完成して500年になるのを受け、約千の陶板で原寸大に再現した徳島県鳴門市の大塚国際美術館で27日、チェノットゥ駐日バチカン教皇大使らを招いた記念式典が開かれた。

 式典には観光客ら約600人が参加。チェノットゥ大使がバチカンのタルチシオ国務長官のメッセージを代読し「人間の生きざまを描いた素晴らしい作品。美しさをきれいに再現した」と述べた。

 同美術館の岡村修二学芸部長らはミケランジェロがテニスコート3面分の絵を約4年かけて1人で完成させたことなどを説明。


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