襲撃の日系スーパー再開 中国長沙、1カ月半ぶり 

営業を再開した日系スーパー「平和堂」に入る買い物客=27日午前、中国湖南省長沙市(共同)

 【長沙共同】日本政府の沖縄県・尖閣諸島国有化に抗議する中国の反日デモで暴徒に襲撃され、略奪などで大きな被害を受けた湖南省長沙市の日系スーパー「平和堂」が27日、営業を再開した。中国政府が尖閣周辺で監視船を航行させるなど対抗措置を続ける中、約1カ月半ぶりの開店となった。

 尖閣国有化後のデモで略奪など大規模な被害を受けた日系スーパーの本格的な再開は初めてとみられる。再開したのは同省の3店舗のうち2店舗。

 インターネット上には「また襲撃する」との書き込みもあり、地元当局は平和堂の現地法人に「国内外メディアの取材に応じないよう」求めたという。


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