テングザルの赤ちゃん誕生 横浜ズーラシアで32年ぶり 

よこはま動物園ズーラシアで誕生したテングザルの赤ちゃん(同園提供)

 よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)で27日までに、絶滅危惧種のテングザルの赤ちゃんが生まれた。ズーラシアによると、国内での出産は愛知県犬山市の日本モンキーパークで成功して以来、32年ぶり。子育て中の母親とともに一般公開する予定。

 テングザルは赤っぽい顔と大きな鼻が特徴だが、赤ちゃんは顔が紫色で鼻も小さい。父親はジャカ(10歳)、母親はキナンティ(8歳)で、飼育員が26日朝、キナンティに抱かれているのを見つけた。性別や体重は不明。

 テングザルは東南アジア・ボルネオ島のマングローブ林などに生息する。


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