シリアの停戦、「数時間で崩壊」 監視団が主張、北西部で戦闘か 

26日、シリアの首都ダマスカスのモスクで礼拝するアサド大統領。シリアでは同日、内戦の一時停戦が発効した(ロイター=共同)

 【カイロ共同】内戦が続くシリアで26日朝(日本時間同日昼)、イスラム教の祝祭「犠牲祭」に合わせた4日間の一時停戦が発効したが、シリア人権監視団(英国)の代表は、北西部でアサド政権側部隊と反体制派の激しい戦闘が起き、停戦は発効から数時間で「破られた」と主張した。フランス公共ラジオが報じた。

 一時停戦は、国連とアラブ連盟合同のシリア特別代表ブラヒミ氏が提案し、アサド政権と反体制派双方が合意。


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