強姦事件に「悔恨と懸念」を強調 キャンベル米国務次官補 

成田空港に到着し、記者の質問に答えるキャンベル米国務次官補=25日午後

 キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が25日来日し、沖縄県警が米兵2人を集団強姦致傷容疑で逮捕した事件について「極めて深刻に受け止め、(他の米政府高官らと)悔恨と懸念を共有している」と強調した。成田空港に到着後、記者団に語った。

 キャンベル氏は「このようなことが再び起きないよう、非常に重要な検討を行っている」と述べたが、在日米軍の全軍人に対する夜間外出禁止令以外の再発防止策については言及を避けた。今後出席する「あらゆる会合」で米側の悔恨と懸念を表明するとも話した。


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