貸倉庫で殺害男性コンクリ詰めか 尼崎連続変死事件 

 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、別事件で起訴された角田美代子被告(64)に近い関係者が、昨年夏に殺害され岡山県の海に遺棄されたと証言している男性(54)について「尼崎市の貸倉庫で遺体をドラム缶にコンクリ詰めにした」と話していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。

 貸倉庫は、美代子被告らが起訴された昨年のドラム缶事件で、遺体で見つかった無職大江和子さん=当時(66)=をコンクリ詰めにした際に使われた。

 また男性の兄=当時(51)=が2005年7月に旅行中の沖縄県で転落死した直後、美代子被告らが男性に遺産の相続権を放棄させていたことも新たに判明した。


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