遺体の女性、2度連れ戻され暴行 尼崎市の連続変死事件 

 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、同市の住宅床下から遺体で見つかった仲島茉莉子さん(29)が2006年と08年に、別の事件で起訴された角田美代子被告(64)の自宅マンションから逃げ出したが、連れ戻されていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。

 2度目は沖縄県まで逃げながら連れ戻され、直後に激しい暴行を受けて衰弱死したと、美代子被告の周辺の関係者が尼崎東署捜査本部に証言。捜査本部は、当時の詳しい経緯や関与した人物を捜査している。

 茉莉子さんは、美代子被告の息子と結婚した角田瑠衣被告(27)=窃盗罪で公判中=の姉。


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