JR大阪環状線で男性死亡 2万3千人に影響 

 24日午後8時15分ごろ、大阪市城東区のJR大阪環状線大阪城公園―森ノ宮間で、内回り普通電車の運転士が異常音を感じて非常停止した。線路内を調べたところ、男性が倒れており、電車にはねられたとみられる。男性は病院に運ばれたが死亡が確認された。

 両駅間は盛り土で約2メートルの高さに線路があり、周囲はフェンスで囲まれ踏切はない。大阪府警城東署が男性の身元確認を急ぐとともに、男性が現場にいた状況などを調べている。

 JR西日本によると、環状線が全線で約1時間運転を見合わせ、遅れや運休で約2万3千人に影響が出た。乗客約600人にけがはなかった。


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