福井・高浜原発、溶剤から出火 作業員消し止め、影響なし 

 24日午後3時半ごろ、福井県高浜町の関西電力高浜原発2号機の原子炉補助建屋で、塗装用の溶剤から出火した。原子力規制庁や関電によると、作業員がすぐ消火器で消し止め、けが人はおらず、原発施設や周辺環境への影響もないという。

 関電によると、塗料を早く乾かすために使う液体の固化剤と促進剤が200ミリリットルずつ余っていたため、作業員が補助建屋の通路でポリ容器に入れて混ぜたところ、火花と煙が上がった。

 これまでも混ぜ合わせて廃棄していたといい、規制庁と関電が詳しい原因を調べている。


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