「不明男性、昨年7~8月殺害」 尼崎の連続変死で関係者証言 

 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、岡山県の海に遺体が遺棄されたとされる男性(54)について、別の事件で起訴された角田美代子被告(64)の周辺の関係者が、尼崎東署捜査本部に「昨年7~8月に殺された」と具体的な証言をしていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。

 男性は、美代子被告の義妹角田三枝子被告(59)=窃盗罪で公判中=の夫の弟。捜査本部は、この男性についての証言を裏付けるため、遺体の捜索を急ぐ。

 一連の事件では既に、尼崎市の住宅から男女3人の遺体が発見されているが、捜査本部は、死体遺棄罪の公訴時効(3年)が成立している可能性が高いとみている。


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