入院で勾留停止の被告が逃走 大阪、1カ月後確保 

 大阪市住吉区のスーパーで万引し保安員に暴行したとして、7月27日に強盗致傷罪で大阪地検に起訴され、入院のため勾留執行停止中だった小森康弘被告(32)が病院から約1カ月間逃走していたことが23日、関係者への取材で分かった。

 府警によると、小森被告は9月20日に体調不良で入院。同日付で勾留執行停止となり、翌21日、「コンビニに行く」と父親に告げたまま逃げた。府警の捜査員が10月18日に大阪市内で身柄を確保した。

 勾留停止中の逃走は刑法で罪として規定されていない。

 小森被告は、覚せい剤取締法違反罪(使用)でも追起訴されている。


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