巨人2連勝で最終戦決着へ セCSファイナル 

9回、サヨナラ打を放ち、長野(7)らに手荒い祝福を受ける巨人・石井=東京ドーム

 プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦は21日、東京ドームで行われ、巨人が中日に3―2でサヨナラ勝ちし、3連敗の後に2連勝した。決着は22日の最終第6戦に持ち越され、巨人はリーグ優勝による1勝のアドバンテージがあるため、勝つか引き分ければ、中日は勝てば日本シリーズ進出が決まる。

 巨人は二回に古城の適時打で2点を先制。五回にブランコの2点本塁打で追い付かれたが、九回に代打の石井が左前へ決勝打を放った。

 勝者は27日にセの本拠地で開幕するコナミ日本シリーズ2012で、パ・リーグを制し、CSを突破した日本ハムと対戦する。


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