花巻東の大谷投手が大リーグ挑戦 球速160キロの右腕 

全国高校野球選手権大会の岩手県大会決勝で力投する、花巻東高の大谷翔平投手=7月、岩手県営野球場

 最速160キロを誇る高校球界屈指の右腕で、25日に開催されるプロ野球ドラフト会議で1位指名が確実視された岩手・花巻東高の大谷翔平投手(18)は21日、花巻市内の同校で記者会見を行い「迷ったが、最終的に米国でプレーすることを決めた」と米大リーグへの挑戦を表明した。

 大谷投手は昨夏の全国選手権大会、ことしの選抜大会と甲子園に2度出場した。7月の全国選手権大会岩手大会で球速160キロをマーク。18歳以下世界選手権の日本代表にも選出された。米球界への挑戦を決断した理由について「入学当初から(大リーグで)やりたい気持ちがあった。自分の夢だと思う」と説明した。


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