2012年10月20日 17:45 | 無料公開
アーミテージ元国務副長官
【ワシントン共同】沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中両国間の対立の沈静化を図るため、オバマ米政権がアーミテージ元国務副長官らを中心とする訪問団を週明けに日中両国へ非公式に派遣し、冷静な対応を求めていく方針であることが19日、分かった。関係者が明らかにした。
訪問団は22~23日に訪日し野田佳彦首相と会談、中国との関係改善を促す。
訪問団はその後、北京で戴秉国国務委員らと会い、アジア・太平洋地域の平和と安定には日中間の連携が不可欠として歩み寄りを促す考えだ。日中の対立長期化を回避する狙いもあるとみられる。