服部君両親、銃規制に努力続ける 事件から20年 

19日、米ルイジアナ州バトンルージュで、米国の銃犯罪や銃規制運動への思いを語る服部政一さん(左)と妻の美恵子さん(共同)

 【バトンルージュ共同】1992年10月に米国留学中の服部剛丈君=当時(16)=が射殺されてから20年が経過したのを機に、事件が起きたルイジアナ州バトンルージュを訪れている両親が19日、米国で銃規制が強化され、犠牲者が1人でも減るよう「これからも、できることをしていきたい」などと思いを語った。

 銃が乱射され多数が死傷する事件が頻発しても、銃規制強化が大きなうねりにならない米国の状況に、母美恵子さん(64)は「被害者の家族に、もう少し動いてほしい。『がんばって』という声を日本から送り続けたい」と話した。


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