オスプレイが韓国に到着 配備後、初の海外派遣確認 

 【ソウル共同】沖縄県の米軍普天間飛行場に配備された新型輸送機MV22オスプレイ2機が19日午後3時半ごろ、20~21日に開かれる航空ショーに参加するため、山口県の米軍岩国基地を経由して韓国北西部の在韓米軍烏山基地に到着した。同基地関係者が明らかにした。

 今月6日の普天間配備完了後、オスプレイの海外派遣が確認されたのは初めて。米軍には、旧式のCH46中型輸送ヘリコプターと比べ高速で長い距離を飛行できるオスプレイの配備による抑止力を、目に見える形で示す狙いもあるとみられる。

 オスプレイは19日昼すぎ、岩国基地に一時着陸。1時間余り駐機後に韓国に向かった。


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