「地震予知」現状では困難 社会に説明を、地震学会 

 日本地震学会は17日、地震が起こる時間や場所などを特定する「地震予知」は現状で困難だと、社会に対し丁寧に説明すべきなどとした学会改革の行動計画を明らかにした。

 計画は、社会的に期待が大きく、警報につながる確度の高い「地震予知」は困難で、確率で表される長期的な予測に「地震予知」という言葉は使わないよう努力すべきだとしている。

 さらに学会内に設置されている「地震予知検討委員会」は名称変更が必要とした。活動内容も予測研究に関する現状の周知に努めるなど、抜本的見直しをする方針。


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