新たな原発安全体制提案へ 滋賀県、地域住民が参加 

嘉田由紀子滋賀県知事

 滋賀県の嘉田由紀子知事は16日の記者会見で、地域住民が参加する新たな原発安全体制の創設を政府に提案する方針を明らかにした。京都府と連携して今秋の申し入れを目指すとしている。

 嘉田知事が念頭に置いているのは、原発の安全体制づくりに地域住民が参加するフランスの「地域情報委員会」と同様の組織。フランスでは1980年代から任意団体として設立され、その後、原子力施設立地地域での設置が法的に義務付けられた。


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