鹿児島補選、与党と自公が激突 衆院選の前哨戦 

衆院鹿児島3区補選が告示され、出陣式で候補者(右端)に拍手する有権者=16日午前、鹿児島県薩摩川内市

 野田政権発足後、初の国政選挙となる衆院鹿児島3区補欠選挙が16日告示され、4人が立候補した。民主党推薦の国民新党新人と公明党が推す自民党元職が激突する構図。消費税増税法成立を含めた政権の実績が問われる。与野党は次期衆院選の前哨戦と位置付けており、結果は衆院の解散時期にも影響しそうだ。28日に投開票される。

 国民新党の松下忠洋前金融担当相の死去に伴う補選。選挙区内は九州電力川内原発(薩摩川内市)を抱え、原発再稼働問題への有権者の判断が注目される。環太平洋連携協定(TPP)参加問題も主要な争点となる。


  • LINEで送る