最小のキツネザル加わる 絶滅危機の霊長類25種 

 【ハイデラバード共同】環境保護団体のコンサベーション・インターナショナル(CI)などは16日までに、世界で最も絶滅の危機にひんした霊長類25種の最新版をインド・ハイデラバードの生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)の会場で発表した。平均体重が31グラムで、世界最小の霊長類とされる「マダムベルテネズミキツネザル」が新たに加わった。

 危機の25種のとりまとめはおよそ10年前に始まり、今回で7回目。インドネシアに生息する「ピグミーメガネザル」や、ペルーに生息し25年間に個体数が80%も減少したというオマキザルの仲間など6種も初めてリストに加わった。


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